ビジネスモデルを作るポイントの2つ目は、「提供するもの」です。(ナンバーワンになれるビジネスモデルを作ろう)
「提供するものがあるから起業をするのでは?」という声が聞こえてきそうですが、ここで伝えたい提供するものとは、「利益が得られるもの」を言います。
提供するものの良し悪しも大切ですが、ビジネスとして成り立ち収益が得るかに注目していきます。
提供するもののポイントは、実際に、提供するものを必要とするターゲットにとって、ニーズがあるのかを考えていきます。
一つ間違えてはいけないことがあります。
それは、提供する側(あなた)のニーズを押し付けてはいけないということです。
提供するものの活用方法や良さを、一番よく知っているのはあなた自身です。
でも、ターゲットが同じように活用して、良いものと判断しているわけではありません。必要ではあるけど、あなたとは違うニーズを求めていることもあります。
- ターゲットが、どんな価値を見出しているのか
- ターゲットの欲求を満たすことができるのか
この2つは、ベネフィットといい、提供するものを手にすることで得られる価値をいいます。
例えば、ダイエット商品やメソッドをビジネスで提供する場合、「痩せる、スリムなボディになる」というのは、手にすることで得られるメリットです。
では、ベネフィットは何でしょうか?
ベネフィットの一例として挙げられるのは、「痩せて心と体が健康になる」ということです。もしくは、「病気予防になる」というのも、ベネフィットとなります。
提供するもののメリットだけでなく、ベネフィットまでを含めてターゲットのニーズを考えることができたら、提供するもので利益を得ることができるのです。
どんなに良いものでも、提供する側が主体となるニーズでは、利益を得られることはできません。
あなたの提供するものをより良いものとしてくれるのは、ターゲットのニーズです。さらに良いものにする参考にもしていきましょう。